JSA-板門店体験レポ-01/ことの経緯
JSAに行ってみようかな
今回の旅行のメインになった、韓国と北朝鮮との軍事境界線であるJSA(板門店)ツアーの話を書きます。まずは経緯から
8月にペソンウが出演する映画『安市城』の公開日が決まり、仕事の予定と照らし合わせて旅行日程を決めたものの…
旅行中『安市城』の舞台挨拶以外で観光する場所を迷っていました。
そんな頃、韓国の方とお話をする機会がありまして、
▽▽▽こんな話をしたんですよね
私「今年の9月に韓国旅行に行きます。エステ・ショッピングには興味が無いんですが、韓国の方で私のような人はどんなところに出掛けるんですか?」
韓国の方「私は先日、夫とDMZに行きましたよ。彼は日本人なんですが、これまでに連れて行ったどんな場所よりも喜んでいました」
私「失礼だったらごめんなさい。DMZとは…?」
韓国の方「板門店は知っていますか?その周囲にある、非武装地帯のことを言います」
私「板門店は知っています!でも、DMZという場所の名前は知りませんでした。誰でも入れるんですか?何も知らなくて恥ずかしいです。自分でも調べますね」
そして、
韓国の方「あなたと話している感じだと、本当にショッピング・エステ以外のところに行くのが良いように思いました。実際に軍事境界線に行ってみるのはどうですか?」
こんなような話になりました。
何より、初対面のときには
「私は政治の話をしないです。親日なんですよ〜。難しい話は苦手なんです〜!仲良くしましょう〜」って言っていた人が、真面目なトーンで軍事境界線へのツアーを勧めてくれたことにドキッとしてしまったんです。
2017年〜2018年にかけて、南北間での驚くようなニュースを沢山見たし
韓国映画のファンになってからのこの1年で、前よりも少しだけ韓国のことを勉強し始めているのだから、早めに行ってくるのも良いかもしれないなあ……と思ったというのもあります。
さらに、今年日本のNetflixでも配信された『鋼鉄の雨』や、パク・チャヌクの『JSA』、他にも『義兄弟』などなど……私自身、韓国の映画を見る上で、歴史を知らずに観ることに限界があるように思ってきていた頃だったんですよね。
前述の韓国の方が言うには
「あそこを見に行ってくれた人には、紹介したいところが他にも沢山あるんですよ」と。さらに「ひとつの国が、今でもあんな形で分断されている場所は他にありません。途中で途切れた橋や線路を見て色々感じて欲しい」と。
「ああ、そうだ」と。なんか凄くしっくり来てしまって、すぐにツアーを探してみることにしました。
>>>JSAレポ-02/JSA?DMZ? 戸惑いながらツアー探しにつづく
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