国際市場で逢いましょう①-韓国映画感想
かわいそう!でもかわいい!やっぱりかわいそう!
原題:Ode to My Father/국제시장(国際市場)
日本公開:2015年5月
監督・脚本:ユン・ジェギュン
(監督『TSUNAMI-ツナミ-』/脚本『ヒマラヤ 地上8,000メートルの絆』)
キャスト
ファン・ジョンミン(ドクス)
キム・ユンジン(ドクスの嫁のヨンジャ)オ・ダルス(ドクスの友人のダルグ)
チョン・ジニョン(ドクスの父)
チャン・ヨンナム(ドクスの母)
ラ・ミラン(ドクスの叔母)
キム・スルギ(クッスン)
あらすじ
朝鮮戦争を生き抜き、長男として、父として家族を支えてきた男の生涯を描いたドラマ。
生き別れた父と最後にかわした約束は2つ。 「俺がいない間は長男のお前が家長だ。家族を守れ」「国際市場のコップンの店で逢おう」
この約束を守るべく、主人公ドクスは自分を犠牲にしながら家族を支える。
弟が名門大学に合格したら、ドクスは学費を稼ぐためにドイツの炭坑へ。
コップンの店が売られそうになった上、わがままな妹が豪華な結婚式をしたいと言えば、ベトナムの戦地へ。本当は大学に行って船長になりたいという夢があっだが、家族を守るため、そして父との約束を果たすため地獄のような思いを何度も味わう。
監督いわく、「貧しく辛かったあの時代。自分ではなく家族のために生涯を生きた父を見ながら、いつも申し訳ない気持ちでいっぱいだった。祖父、祖母、そして父、母の世代全ての人に感謝の気持ちを送りたい」という。
韓国映画の歴代観客動員数2位にまでのぼりつめ、韓国料理屋のおばちゃんともこの映画について話せるくらい、国民的映画に成長した。
ちなみに、ドクスとヨンジャは監督の両親の名前だとか。
予告編
ちょうちょが飛んできたんだよ
※追記/ちなみにこのときの特殊メイクは『007 スカイフォール』の特殊メイクチームに駄目元で依頼してみたら受けてくれたそうなんです。制作費も相談に乗ってくれたとか(DVDの特典情報より)
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