雲を抜けた月のように-韓国映画感想
ファン・ジョンミンにしか目がいかない、エモい時代劇映画
原題:구르믈 버서난 달처럼(雲を抜けた月のように)
韓国公開:2014年4月(日本未公開?)
監督:イ・ジュンイク(『王の男』『ソウォン 願い』)
脚本:チョ・チョルヒョン(『王の運命』)ほか
キャスト:
ファン・ジョンミン(ファン・ジョンハク)
チャ・スンウォン(イ・モンハク)
ペク・ソンヒョン(ハン・ギョンジュ)
ハン・ジヘ(ペクチ/モンハクの彼女)
あらすじ
漫画『雲を抜けた月のように(作パク・フンヨン)』原作の時代劇映画。
メガホンを取ったのは、時代劇映画の王と呼ばれる、イ・ジュンイク。
壬辰倭乱(日本でいうところの文禄の役)直後の、混乱した李氏朝鮮が舞台。誰もが平等に過ごせるようにと組織されたはずの平和な「大同契」で、分裂が起きる。モンハクという強欲男が前リーダーを殺し、野心むき出しにオラオラと侵略して王の座を狙っていくのだ。
そんなモンハクを、3人の人物がそれぞれの思いを抱えて追いつめていくストーリー。
まずは、大同契の一員であり、モンハクに友を殺されたジョンハク。猫背で盲目で強い剣士。そして、モンハクに父を殺されたギョンジュ。芸子との間に生まれた子として「負け犬」呼ばわりされているふてくされた青年。最後は、モンハクの元カノであり、芸子のペクチ。
この3人がモンハクとどのような決着をつけるのか……。
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